【新唐人2015年1月6日】中国で1999年に始まった法輪功に対する迫害は、2015年になった今でも続いています。2014年、中共の法輪功迫害専門機構「610弁公室」の指示の下、中国では大勢の法輪功学習者が当局の監視下に置かれ、刑務所では依然として拷問が続いています。
法輪功の公式サイト「明慧ネット」によると、迫害による死亡件数は依然として増え続けており、2014年に新たに確認された死亡事例は123件に上っています。うち91人は2014年に死亡し、15人は2013年以前に死亡しています。
報道によると、中共の情報封鎖により、迫害による多くの死亡事例は公になっておらず、確認された死亡者数は実際の数の氷山の一角にすぎません。
山東省で強制立ち退き 村民が自殺
中国の「維権網」によると、山東省費県勝家村の村民、王立現(おうりつげん)さんは、当局の強制立ち退きに耐えられず、12月31日、自宅の梁(はり)に首を吊り、自殺しました。
報道によると、王さんの住む勝家村は地元当局の立ち退き対象になっています。しかし、補償金額が少なすぎるため、村民の抵抗に遭っています。
去年年末、立ち退き隊は王さんに対し、サインしないと強制的に家を取り壊すと脅迫しました。12月31日午後、当局が車両50数台と200人を出動させたことを知った王さんは、絶望の末、自宅で首を吊りました。
報道によると、王さんの家族と村民が法律に訴えることを防ぐため、地元当局は王さんの家族を監視下に置き、村から出る道路を封鎖しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/05/a1166335.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)